2011年6月10日金曜日

核への「ノー」貫くべきだった 村上春樹氏がスピーチ

【バルセロナ共同】
村上さんはスピーチで、東日本大震災と福島第1原発事故 に触れ、原爆の惨禍を経験した日本人は「核に対する『ノー』を叫び続けるべきだった」と述べた。

村上さんは福島第1原発事故を「(日本にとり)2度目の大きな核の被害」と表現。戦後日本の核に対する拒否感をゆがめたのは「効率」を優先する考えだとした。


村上さんが述べなかったこと:
  • 安全神話を推進したのは、米・財界の自己利益のためであったこと
  • NHKや大手メディアが大いに協力したこと、現在でもその十分な反省なく危険を過小報道していること
  • 現在は、その延長である「大連合」を宣伝していること
  • それは、放送法違反で、世論・選挙・政治をゆがめていること
  • その結果、財政・年金・生活・平和をゆがめていること
  • 多くの文化人は、それに口を閉ざしていること